恥ずかしいことが、
一番面白い。

見番通り

Auther :Hanare/ Date : 25th June 2014
中央通り、松屋通り、並木通り、みゆき通りなど
銀座にはたくさんの通りの名前があります。
月のはなれの目の前の通りは、
銀座8丁目、銀座中央通りから日比谷側に2本目の通りです。
並木通りと金春通りの間など言われていたようですが、
実は、見番通りという通り名があります。
「見番通り」とは、伝統を今に伝えるべく、
この地域に「見番」があった歴史を知ってもらいたいと
命名されたそうです。
では、少し掘り下げてみましょう。
「見番」とは辞書で引くと、
その土地の料理屋•芸者屋•待合(まちあい)の業者が集まってつくる
三業組合の事務所の俗称。
また近世、遊里で、芸者を登録させ、客席に出る芸者の取り次ぎや
玉代(ぎょくだい)の計算などの事務を扱った所。
芸者さんを派遣している事務所のようです。
今も、芸者さんたちが、日本舞踊や三味線のお稽古をするための稽古場が見番通りにはあるそうです。
江戸時代、当時の「新橋」は現在のJR新橋駅周辺ではなく、
東銀座から銀座8丁目付近のことだったそうです。
幕末の頃には、新橋は江戸で有数の花街になり、
明治から大正にかけて大いに発展したとのこと。
大正14年には、新橋芸者の技芸向上のお披露目のため、新橋演場が建てられました。
当時の銀座8丁目界隈には、たくさんの見番があり、
芸者さんを乗せた人力車で埋め尽くされ、
新橋花柳界の中心地だったそうです。
たくさんのお店が並ぶ見番通り。
昔の様子を少し想像して歩けば、
いつもと違う道に会えるかもしれませんね。