恥ずかしいことが、
一番面白い。

雨の香り

Date : 26th 11月 2014

「今日は雨かなー。」

お気に入りの長靴履いて外に飛び出せば、
草木が香ったような、
大地の恵みを感じるような独特の香りが辺りに漂う…。

雨が降る前と、降った後では、実は街の匂いが変わるってご存知でしたか?

雨が降っていないとき、
植物が放出した油は土や石に吸収されますが、

湿度が上がってくると、鉄分と反応して発生するのが
「ペトリコール」というドラクエの呪文のような名前の物質。

これが雨降り前の香りの正体。

雨が降っている時に匂いがなくなるのは、ペトリコートが水に流されるからです。

逆に雨が上がったときの匂いは、「ゲオスミン」というウルトラマン怪獣の名前のような物質。

ゲオスミンは土の中の菌の一種で、雨によって大気中に分散するのです。

雨があがった時にどうぞ一言。

「あぁ、ゲオスミンのいい香りがするね。」